AI時代の生き残り方、ソフトスキルとは?仕事で差がつく重要能力をわかりやすく解説

キャリア(転職)

「知識はあるのに評価されない」
「頑張っているのに仕事がうまく進まない」

その原因は、専門知識や資格ではなく、ソフトスキルにあるかもしれません。

現代の仕事では、一人で完結する業務は少なく、周囲と連携しながら成果を出す力が求められます。
そこで重要になるのが、コミュニケーション力や課題解決力といった「ソフトスキル」です。

この記事では、ソフトスキルの意味、具体例、ハードスキルとの違い、伸ばし方までわかりやすく解説します。

※この記事は7分で読めます。

ソフトスキルとは?

ソフトスキルとは、人間関係や仕事の進め方において重要となる非技術的なスキル・能力の総称のことです。簡潔にすると「仕事を円滑に進め、人と協力しながら成果を出す力」です。

たとえば、以下のような能力が含まれます。

  • コミュニケーション能力
  • 問題解決力
  • 論理的思考力
  • 積極性
  • リーダーシップ
  • タイムマネジメント
  • EQ (Emotionai Quotient)
    ※1:自分や周囲の人の感情を適切に察知し上手く扱う能力。感情や対人関係の能力を図る指数

これらは特定の業種だけだはなく、営業・事務エンジニア・コンサルなど、どの仕事でも役立つスキルです。

ハードスキルとの違い

ハードスキルとは、学習や訓練で身につける専門スキルです。

例:

・Excel操作
・プログラミング
・会計知識
・語学力
・データ分

一方、ソフトスキルは、仕事の進め方や人との関わり方に関するスキルです。

つまり、
ハードスキル仕事をするためのスキル
ソフトスキル仕事で成果を出すための力
と考えるとわかりやすいでしょう。

なぜソフトスキルが重要なのか?

一人では成果を出せない仕事が増えている

多くの仕事は社内外の関係者との連携が必要です。そのため。調整力や伝える力が欠かせません。

同じ知識量でも評価に差が出る

知識や経験が同じでも、報連相が上手い人、段取りが良い人の方が成果を出しやすくなります。

AI時代でも価値が残りやすい

業務自動化が進んでも、信頼関係の構築や課題整理、人を動かす力は今後も必要です。

代表的なソフトスキル7選

  • ⒈コミュニケーション能力
      相手にわかりやすく伝え、相手の意図も正しく理解する力。
  • ⒉問題解決力 
      課題を見つけ、原因を整理し、解決策を考える力。
  • ⒊論理的思考力
      筋道立てて考える力。
  • ⒋積極性
      指示待ちではなく、自ら動く姿勢。
  • ⒌リーダーシップ
      周囲を巻き込み、前に進める力。
  • ⒍タイムマネジメント
      期限感を常に意識し、優先順位をつけ効率良く進める力。
  • ⒎EQ ※1(Emotionai Quotient)
      自分や周囲の人の感情を適切に察知し上手く扱う能力。感情や対人関係の能力を図る指数

ソフトスキルを伸ばす方法

ソフトスキルを伸ばすにあたり、コミュニケーションの原則「こけりかしゅぐずば」を意識しましょう。聞きなれない言葉だと思いますが、コミュニケーションの原則の頭文字をとった言葉です。

こ:この話は何か?

け:結論から言う

り:理由を示す

か:箇条書きで伝える

しゅ:主語を明確に

ぐ:具体的に

ずば:ズバッと伝える

それぞれ、
「こ・け・り」は話の「構成
「か・しゅ・ぐ・ずば」は「要素
となり、この流れを意識しながらコミュニケーションを行うことで、
報連相が上手く、要領が良い印象になります。

構成

①こ
 ・会話の目的(報連相のどれか)が明確である
 ・もしくは、相手に求めることが話の冒頭で明確である

②け
 ・会話の目的を述べた後で、話の結論を伝えられている

③り
 ・その結果に至った背景・理由を説明している

要素

④か
 ・情報をせいりし「こ」「け」「り」や、補足情報を分けて話す

⑤しゅ
 ・主語が欠けることで伝わらない部分がない

⑥ぐ
 ・抽象鬼な言葉は使用せず、数字を含む等で直接的な表現をする

⑦ずば
 ・説明に冗長感が無い

要素 空・雨・傘

余裕のある方は、要素として「空」「雨」「傘」の考え方もマスターしましょう。
事実・解釈・行動を切り分けることで、論理的なストーリーで伝えることができます。

◯良い例
【事実】空が曇っている
【解釈】雨が降りそうだ
【行動】傘を持っていくべきだ

×NG例
【事実】空が曇っている
【解釈】・・・
【行動】傘を持っていくべきだ

例題

「こけりかしゅぐずば」「空・雨・傘」のイメージができたら例題にチャレンジしてみましょう!

以下の文章を読み、内容を1分前後で説明するための構造化をしましょう(準備時間3分)

例題

[前提]
A社からの追加相談に関する対応相談 ※上司宛に相談予定

[内容]
・A社のデジタル戦略PJにおいて、昨日クライアントから「競合3社のデジタル投資状況を定量的に示すレポートを2週間後までに提出してほしい」という新しい依頼があった。

・内容自体は戦略検討にとって重要で、対応方針を早急に検討する必要がある。

・しかし、チーム全体の稼働が逼迫しており、特に市場調査担当がすでにフル稼働であるため、内部リソースだけでは30〜40時間の調査工数を確保できない。

・A社を支援している当社内の別チームで工数に余裕がある人材が数名見つかっている。

・この追加依頼は、A社にとって次年度の投資判断に直結する重要な依頼であり、安易に断ると関係性にマイナス影響が出る可能性がある。

・そのため、外部リサーチ会社の活用、もしくは社内の他チームからの応援アサインのいずれかが必要と考える。

・その上で、クライアントにどの程度正直に稼働状況を伝えるか、また最適な進め方はどちらかについて、方針をご相談させていただきたい。

いかがでしたか?準備ができたら実際に声に出して1分前後で伝えられるか試してみましょう
アウトプットは知識定着に重要です。

参考までに模範解答を記載します。正解はありませんので自身が納得いく形になっていれば問題ありません。

模範解答

・この話は、現行PJにおけるA社からの追加調査依頼へ対応するためのリソース関連の相談
・結論、ご相談事項は2点
 ➤「どのリソースで対応すべきか」
 ➤「クライアントにどこまで当社事情を伝えるべきか」
   ⇒私は、自チームだけでなく外部リソースも使用して対応すべきだと考える

・理由は3つ
 ① チームメンバーの稼働が逼迫しているため
 ② 自チーム以外で対応可能な人材は見つかっているため
 ③ A社との関係悪化のリスクを回避するため

・補足は4点
 ➤ A社からは、2週間後を期限に「競合3社のデジタル投資状況」の調査・レポート提出を依頼されている
 ➤ ①に関して、調査に30〜40時間必要だが、自チームのみでは工数を確保できない
 ➤ ②に関して、A社を支援する当社別チームで工数余力のある人材が数名いる
 ➤ ③に関して、本依頼はA社の次年度投資判断に向けた重要な調査依頼で、安易に断ると関係性が悪化しかねない

・以上を踏まえ、どのリソースで対応すべきか、クライアントにどこまで当社状況を伝えるべきかをご相談したい

まとめ

ソフトスキルとは、仕事をうまく進め、人と協力して成果を出すための力です。

専門知識だけでは差がつきにくい時代だからこそ、コミュニケーション能力や課題解決力といった土台の力が重要になります。

まずは、日々の仕事の中で「伝え方」「考え方」「動き方」を少しずつ意識して改善するところから始めてみましょう。

今日の一歩で幸せな人生の道を歩みましょう!

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